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後期高齢者になって、勉強が楽しくなった・・・人生は何歳からでも動き出す

しょうえつ
6月3日
読了時間: 4分

以前、私の子どもの頃の話を書いたことがあります。


学校から帰るやいなや、ランドセルを放り投げて、外へ遊びに飛び出していく毎日。

小学生の頃を思い出しても、「机に向かって勉強した」という記憶はほとんどありません。


ところが不思議なものです。


あれほど勉強とは縁のなかった私が、歳を重ね、高齢者となり、いまや後期高齢者となった今、なぜか毎日が“勉強漬け?”なのです。


しかも、これが楽しい!


NHKラジオ英会話、AI、AIエージェント、ビジネスの自動収益化、そして自然農法。

若い頃には想像もしなかった分野に、今になって夢中になっています。


人間というものは、本当におもしろいものです。

「もう歳だから」と思った瞬間に、世界は小さくなります。

しかし、「まだ学べる」と思った瞬間に、目の前の景色は一気に広がっていきます。


私には、勝手にメンターと思っている若い先生が二人いらっしゃいます。


お一人は、私のパソコン技術を大きく引き上げてくださった方。

もうお一人は、自然農法への向き合い方を根底から教えてくださっている方です。


お二人とも、私よりずっと若い。年齢など関係ありません。


学ぶべきものを持っている人は、年下であっても先生です。

こちらが心を開けば、若い人からいくらでも刺激を受けることができます。


私は日々、その先生方の講座を受けたり、YouTube動画で復習したりしながら、新しい世界に触れています。

分からないこともあります。

何度聞いても忘れることもあります。

それでも、「分からないことに出会える」ということ自体が、実はとても幸せなことなのかもしれません。


つい先日のことです。


パソコンやAIの学びでお世話になっているメンターの先生が、横浜市戸塚区にある知人の自然農園まで足を運んでくださいました。


目的は、私がAI講座で作成した成果物を前にしてのツーショット写真撮影です。


その先生は最近、生成AIの講座をリリースされました。私はその講座を受講し、学んだことをもとに、GeminiやNotebookLMを使って画像やスライドを作成していました。


与えられたプロンプトをそのまま使うだけでなく、少し自分なりの工夫も加えてみました。

すると、その成果物がたまたま先生の目に留まり、


「すごいものが出来ましたね」


と感心してくださったのです。


後期高齢者の私が、若い先生からAIを学び、その成果を先生に見ていただく。考えてみれば、なんともありがたい時代です。


先生は、わざわざそのスライドをA3用紙に印刷して持参してくださいました。

それらを並べ、張り合わせ、二人の前に置いて写真を撮りました。


ただの記念写真ではありません。

私にとっては、「まだまだ学べる」「まだまだ成長できる」という証のような一枚の写真でした。


その後は会話も弾みました。


自然農法で育まれたコーヒーに、米粉のパン、そしてこごし自然農園で栽培したイチゴで作ったジャム。

簡単なランチを囲みながら、食の話、健康の話、運動の話、これからの生き方の話へと、話題は尽きませんでした。


こちらが学ばせていただいているはずなのに、先生にとっても何か新しい刺激になったような気がしました。


人と人が出会う。

世代を超えて学び合う。

その中で、お互いの世界が少しずつ広がりをみせていく。


これは、若い人だけの特権ではありません。

むしろ、人生の後半にこそ味わえる喜びなのかもしれません。


その先生から私が強く感じていることがあります。


それは、時間的にも、金銭的にも、心にも余裕のある生き方を求めている姿勢です。


もちろん、生き方は人それぞれです。

仕事一筋で歩む人生も尊い。

家族を支える人生も尊い。

何か一つの目標に全力で向かう人生も素晴らしい。


一方で、半分の力で気負わず、じっくり味わいながらゆっくり進む人生があってもいい。

無理に急がず、マイペースで、しかし歩みは止めない。

そんな生き方もまた、味わい深いものだと思います。


高齢になると、どうしても「もう遅いよ!」「今さらできないよ!」と考えがちです。

でも、私は最近こう思うのです。


人生に“今さら”はない。

あるのは、“今から”だけだと。


今から学ぶ。

今から人に会う。

今から新しい道具に触れる。

今から若い人に教わる。

今から、自分の経験を誰かの役に立てる。


それで十分ではないでしょうか。


私のように、子どもの頃は勉強した記憶がほとんどなかった人間でも、後期高齢者になってから学ぶ楽しさを知ることができました。


だからこそ、同世代の方々にもお伝えしたいのです。


歳を重ねることは、終わりに近づくことだけではありません。

むしろ、余計なものがそぎ落とされ、本当に大切なものが見えてくる時期かもしれません。


若い人から学んでいい。

新しいものに驚いていい。

分からないことを恥ずかしがらなくていい。

そして、自分の歩幅で一歩を踏み出せばいい。


人生は、何歳からでも動き出します。


今日もまた、私は新しいことを学びます。

多くを忘れ、つまずきながら、それでも前を向いて少しずつ。


学ぶことは、生きること。そして、生きることは、まだ見ぬ喜びに出会うことなのだと思います。

 
 
 

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